
胸痛
胸痛
胸を圧迫されるような痛みや針を刺すような痛み、胸焼けのような症状はありませんか? 数分で治る場合もあれば、数時間続く場合もあります。胸痛には命に関わるものもあります。必要を感じた場合は無理をせず、すぐに医療機関を受診するか救急車を呼ぶことをおすすめします。

胸痛には筋肉や神経、ストレス、生活習慣などが影響を及ぼしていることがあります。姿勢の悪さや筋肉の疲労なども胸痛の一因です。この場合はストレッチや休息を取ることで症状を緩和できます。一方で疾患が影響している場合は、命に関わることもあるので注意が必要です。
疾患ごとの主な症状
心臓疾患(狭心症・心筋梗塞など)
心臓の血管が狭くなったり、詰まったりすることで心筋に十分な酸素が渡らず、胸痛が起こります。胸だけでなく、痛みが左肩にまで広がったり、安静にしていても痛みが治まらない場合や、冷や汗めまいなどの症状を伴うこともあります。胸の中央部の激しい痛みや呼吸が苦しいときは、救急車を呼び救急外来を受診してください。
肺炎
細菌やウイルスが肺炎に感染して高熱や咳が出ることで、胸の痛みが発生することがあります。38度以上の発熱や強い咳、倦怠感などが特徴です。呼吸困難や意識の混濁が見られる場合には速やかに救急車を呼び救急外来を受診してください。
肺がん
初期の肺がんには症状がほとんどありません。胸の痛み以外に、長引く咳や血の混じる痰が出る場合には注意が必要です。
受診について
胸痛は、症状が現れた際に緊急の対応が必要な場合があります。それ以外でも、違和感が続いているときは、「一般内科」もしくは「循環器外来」「呼吸器外来」を受診してください。痛みをそのままにしておくと重篤な疾患につながる可能性があります。
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